2008年07月19日
石窯完成までの軌跡 その21
石窯完成までの軌跡を書き綴ってきましたが
今回でいよいよ完成を見ます
外装は完成し残るは石窯の断熱作業のみとなりました
これまでのレンガ積みももちろん
断熱のためのものでしたが
ドームと外壁の間を埋めて
やっと本当の断熱です
今回でいよいよ完成を見ます
外装は完成し残るは石窯の断熱作業のみとなりました
これまでのレンガ積みももちろん
断熱のためのものでしたが
ドームと外壁の間を埋めて
やっと本当の断熱です
まずは間に砂を入れます
ある程度まで埋めたら
次にアルミ缶を敷き詰めます
3段並べてアルミ缶は約200缶
この缶は塩江のみなさんやいこいの森利用者の方に
提供していただきました
ありがとうございました
断熱層に適しているのは
空気層を多く含むものなので
今回は地球環境を考慮して
アルミ缶の再利用にしました
屋根が出来るまで
雨降り対策で
ふたをかぶせます
この石窯を常にみなさんに
見ていただきたいので
ブルーシートはもう卒業です
しばらくはこんな感じで佇んでいます
というわけで10ヶ月に渡り
積み重ねたレンガは
石窯として命を吹き込まれました
完成です
石窯完成までの軌跡
終了です
ありがとうございました!
2008年07月15日
石窯完成までの軌跡 その20
石窯制作も完成の域に近づいてきました
外側の断熱層も10段目を数え
すっかり様子が変わりました
外側の断熱層も10段目を数え
すっかり様子が変わりました
本体の頂上部の高さと同じ位になってきました
11段目まで来ました
高さはここまででokです
カットしたレンガを
モルタルで固定して終了です
外壁の内側はこんな風になっています
隙間を砂やレンガの欠片で埋めています
煙突用の煙道も作りました
やっとここまで来ました
11段目まで固定を終えて
石窯の外装は完成です
あとは断熱の一工夫をして
最終仕上げとなります
続きます
2008年07月13日
石窯完成までの軌跡 その19
断熱層のレンガ積み上げも順調に進んで行きます
ここでも石窯作りに欠かせぬ協力者
T氏に手伝ってもらってます
ここでも石窯作りに欠かせぬ協力者
T氏に手伝ってもらってます
7段目まで進みました
ドーム部分との隙間を
砂と瓦礫で埋めていきます
折りしも この頃のいこいの森では
桜が満開でした
9段目まで積みました
完成も近いです
続きます
2008年07月09日
石窯完成までの軌跡 その18
火入れの神事も終わり 窯が動き始めました
しかし これで石窯が完成したわけではありません
今の構造でも 熱を蓄えて輻射熱を発し
ピザを焼くことも可能ですが
同時に放熱も早く 長時間安定して
焼くことは出来ません
そこで放熱を防ぐ断熱層を作ることにします
石窯本体は蓄熱のため耐火レンガを使いますが
断熱層では赤レンガで大丈夫です
ドームの周りを囲んで積み上げていきます
しかし これで石窯が完成したわけではありません
今の構造でも 熱を蓄えて輻射熱を発し
ピザを焼くことも可能ですが
同時に放熱も早く 長時間安定して
焼くことは出来ません
そこで放熱を防ぐ断熱層を作ることにします
石窯本体は蓄熱のため耐火レンガを使いますが
断熱層では赤レンガで大丈夫です
ドームの周りを囲んで積み上げていきます
こんな感じで一段ずつ積んでいきます
赤レンガは耐火レンガに比べて
硬度が低く タガネで簡単に加工できます
四段積むと感じが出てきました
六段目まで来ました
秋に始めた石窯作りも
季節は移り変わり 春になっています
続きます
2008年07月05日
石窯完成までの軌跡 その17
しばらくお休みしてましたが完成が近づき 復活です
石窯の形は出来上がり 乾燥も十分
そうすると 次は火入れです
ただ火入れをするのは面白くないし
公共の施設内なので 無事故をを願い
火入れの神事をすることにしました
石窯の形は出来上がり 乾燥も十分
そうすると 次は火入れです
ただ火入れをするのは面白くないし
公共の施設内なので 無事故をを願い
火入れの神事をすることにしました
とどこおりなく神事は終わり
初めて窯に火が入ります
いい感じで燃え始めました
もう少し火を強くして
様子を見てみます
煙突に向かって火が立ち上っています
空気の回りも良いようです
窯に火が入り いよいよ
命が吹き込まれたかのようです
続きます
2008年05月10日
石窯完成までの軌跡 その16
石窯のレンガ積みは無事終了
この状態でモルタルが乾燥するまで待ちます
乾燥したら
中に詰めていた角材
土嚢袋を取り出します
この状態でモルタルが乾燥するまで待ちます
乾燥したら
中に詰めていた角材
土嚢袋を取り出します
中身を抜くときは
ハラハラドキドキ
ここでレンガが崩落したら
これまでの苦労は水の泡
緊張の一瞬です
きれいにアーチを描いています
石窯になってます!
ダンパー部分も上手く出来
機能してくれそうです
続きます
2008年05月06日
石窯完成までの軌跡 その15
ドーム型にレンガを積み終えて
記念撮影
記念撮影
煙突も立って
その勇姿を現しました
その後 細部を仕上げて
頂上部に耐火コンクリートを
打ちました
ドームの頂上部は火が集まり
熱がこもる所なので
レンガにプラスして
厚くしておきます
こんな感じで帽子を
被ったようで なんだか
ファニーです
続きます
2008年05月03日
石窯完成までの軌跡 その14
筆者の気ままでなかなか進まない
それ以上にコアな読者にしかうけないため
進展がありませんが あまり気にせず…
いよいよ石窯のシルエットが見えてきた
それ以上にコアな読者にしかうけないため
進展がありませんが あまり気にせず…
いよいよ石窯のシルエットが見えてきた
5段目です
頂上部に近づくにつれ
Rがきつくなりレンガの整形が
難しくなります
6段目を組んで一気に
煙突周りに突入
そして頂上部にレンガを
並べてみます
雰囲気が出てきました
ドームになりました
煙突周りの処理
我ながら上手く出来ました
続きます…
2008年04月21日
レシピ
昨日のイベント 参加のみなさんお疲れ様でした
美味しかったとの声が何より励みになります
ありがとうございました!
昨日の模様を詳しくレポートしてくれたブログがありますので
コチラもご覧くださいね
コランダーくんのブログです
http://colander.ashita-sanuki.jp/e23040.html
美味しかったとの声が何より励みになります
ありがとうございました!
昨日の模様を詳しくレポートしてくれたブログがありますので
コチラもご覧くださいね
コランダーくんのブログです
http://colander.ashita-sanuki.jp/e23040.html
こんな感じで火を入れ
石窯に命を吹き込んでいきます
石窯もお疲れ様でした
で レシピです
合挽き肉 300グラム
タマネギ 1/2個
ミックスベジタブル 30グラム
パン粉 1/2カップ
牛乳 60cc
生卵(つなぎ用) 1個
ゆで卵 3個
塩、胡椒、ナツメグ、シナモン 適宜
ミックスベジタブル 30グラム
パン粉 1/2カップ
牛乳 60cc
生卵(つなぎ用) 1個
ゆで卵 3個
塩、胡椒、ナツメグ、シナモン 適宜
オニオンスープ(5~6人前)
タマネギ 4個
オリーブオイル 適宜
パターorマーガリン 適宜
ビーフコンソメ 22g
お湯 1リットル
塩 調味として適宜
と いう感じです
是非ご家庭でもお試しあれ!!
タマネギ 4個
オリーブオイル 適宜
パターorマーガリン 適宜
ビーフコンソメ 22g
お湯 1リットル
塩 調味として適宜
と いう感じです
是非ご家庭でもお試しあれ!!
2008年04月16日
石窯完成までの軌跡 その13
レンガの切り出しも終わり
いよいよドーム部分の積み上げに取り掛かります
いよいよドーム部分の積み上げに取り掛かります
こんな感じで進めていきます
2段目終了です
そして3段目も仕上げて
4段目の接合部の加工をしました
徐々に出来上がってきました
続きます
2008年04月13日
石窯完成までの軌跡 その12
5段目の切り出しに入りました
徐々にドームになってきました
頂上部に近づきました
煙突部の加工もして
窯の全容がイメージできてきました
頂上部は様子を見ながら
加工することにします
続きます
2008年03月09日
石窯完成までの軌跡 その11
ドームの2段目を切り終えましたが
続いて3段目にかかります
続いて3段目にかかります
ドームの上に行くほどRがきつくなるのと
徐々に周囲が短くなるので
計算してレンガの数を求めるのは難しく
実際に当てはめながら切り出していきます
4段目に突入しましたが
ここでレンガの向きを変えて
小刻みに摘んでいくことにしました
続きます
2008年03月06日
石窯完成までの軌跡 その10
扉の頂上部の細工が終えた所で
ドーム2段目にかかります
ドーム2段目にかかります
土嚢の上に新聞紙を張り目安に対角線を引きます
この上に切削加工したレンガを並べていきます
レンガは定型なので一個ずつ加工します
写真右下にあるダイヤモンドカッターで
切り削っていきます
この作業が大変でした
後にコツをつかむまでは…
ようやく2段目に使うレンガを全て切り終えました
まだドームの形が見えてきません…
続きます
2008年03月04日
石窯完成までの軌跡 その9
ドームの形が見えてきた所ではありますが
扉の頂上部の仕上げを先にしておきます
扉の頂上部の仕上げを先にしておきます
レンガに切込みを入れて
ここに細工をしていきます
まず小さいレンガをはめ込み固定します
次に頂上部にレンガを横に置き 固定します
煙突から熱が逃げないように
ダンパーという部品を使いますが
ダンパー用の隙間を開けておきます
煙突から熱が逃げないように
ダンパーという部品を使いますが
ダンパー用の隙間を開けておきます
扉の奥側には
煙突の差込部分を丸く削っておきます
続きます
2008年03月03日
石窯完成までの軌跡 その8
一段目が出来ると二段目以降の準備です
今回はドーム型に築いていくので
ドームの中に詰め物をして
その上にレンガをのせて固定することにします
今回はドーム型に築いていくので
ドームの中に詰め物をして
その上にレンガをのせて固定することにします
焼床にシートを引いていきます
この上に角材や土嚢袋をのせて
ドーム型に成形します
型を使って均等に配分し
ドーム型が出来てきました
続きます
2008年03月02日
石窯完成までの軌跡 その7
アーチ部が一段落したら次はドーム部に
まずはドームの一段目のレンガを
並べて耐火モルタルで固定していきます
まずはドームの一段目のレンガを
並べて耐火モルタルで固定していきます
見えている焼床の直径は80cm以上
大きなピザも焼けます
グルッと一周したら
最後のピースは固定のため叩き込みます
ドームの一段目完成です
続きます
2008年02月09日
石窯完成までの軌跡 その6
扉が据えられて スッカリ らしくなってきました
今日はこの扉を耐火レンガで覆っていきます
扉の左右に2段積んで3段目
ここは傾斜をつけるため セリ受け という加工をします
今日はこの扉を耐火レンガで覆っていきます
扉の左右に2段積んで3段目
ここは傾斜をつけるため セリ受け という加工をします
ここはカッターで切り取ります
こんな感じで…
セリ受けからは アーチに沿って組んでいきます
耐火レンガもこの部分用にクサビ状になったY型を使います
頂上部を残し 組みあがりました
最後のピースは残し 扉部分は終了
ここは後で 煙突用に加工し 仕上げます
続きます…
2008年02月07日
石窯完成までの軌跡 その5
レンガを一段置いたら 急に石窯制作らしくなりました
レンガを固定していくにはモルタルを使いますが
ここでは耐火モルタルをつかいます
レンガを固定していくにはモルタルを使いますが
ここでは耐火モルタルをつかいます
こんな感じで 粘土のようです
勢いに乗って2段目も敷き詰めていきます
ここでの注意点は 段差をなくしフラットにすること
プラスティックハンマーを使い 平らに固定します
無事2段目も敷き詰め終えました
ここが 焼床となるため造作にも気を使います
奥に向けての傾斜がわかりますね
2段敷き詰めて焼床が出来たら いよいよ扉の登場
この扉 塩江在住の若手芸術家 アイアンアート作家の傑作
重厚な鉄の佇まい 実用を重視した鉄の厚み
是非近くで見てもらいたいです
焼床に据え付けての姿に 命が吹き込まれたかのような感覚
こんな感じです
続きます…
2008年02月06日
石窯完成までの軌跡 その4
下準備ができていよいよ窯の形成に入ります
まず 焼床の形に難燃ボードを敷きました
この上に耐火レンガを敷き詰めていきます
準備した耐火レンガは250枚以上 大変な量です
準備した耐火レンガは250枚以上 大変な量です
まずは焼床の形に合わせてレンガをカットします
このカットが大変な作業でした
最初は要領がわからずに ダイヤモンドカッター全開で
カットしていました
すると 見る見るうちに切れ味が落ちて…
後に 要領を発見するまでは試行錯誤の連続でした
このカットが大変な作業でした
最初は要領がわからずに ダイヤモンドカッター全開で
カットしていました
すると 見る見るうちに切れ味が落ちて…
後に 要領を発見するまでは試行錯誤の連続でした
何とか1段目を並べてみて 一安心
続きます…
2008年02月01日
石窯完成までの軌跡 その3
親子の力で完成したしっかりした土台
この上に窯を築いていきます
まず土台の上面を平らにならし 水平を取ります
中央部分は窯の熱が伝わるので 砂で
周辺部分はモルタルで固めていきます
この上に窯を築いていきます
まず土台の上面を平らにならし 水平を取ります
中央部分は窯の熱が伝わるので 砂で
周辺部分はモルタルで固めていきます
上面が平らになると次は焼床に傾斜をつけます
手前から奥に向けて3%程の上り傾斜をつけると
火の回りが良くなるようです
微妙に傾斜してます(右が奥側です)
この砂の上に耐火レンガを敷いていきます
その前に 作業性も考慮して耐火の石膏ボードを
床の形に切って置くことにします
これで何度置き直しても高さが変わりません
次回に続きます…